子育てと仕事のバランスを取るのは大変ですよね。
特に新しく父親となった新人パパは仕事と子育ての両立が難しいと思います。
私もパパになり、子供がいなかった頃とは時間の使い方が大幅に変わり仕事、子育てへの関わり方やそれぞれの時間の使い方などで悩み考えることが多くなりました。
この記事では、仕事と子育ての両立についての実践してきたことをご紹介します。
仕事と子育ての両立とは
仕事と子育ての両立は、仕事と家庭生活のバランスをとりながら、両方の責任を果たすことです。
バランスが取れていることでパパはキャリアを追求しながら子供との関係を築き、家族との絆を強化することができます。
つまり仕事と子育ての両立ができていない状況というのは、仕事と子育てのバランスが崩れているということですね。
これまで仕事をしてきた人が新たに子育てをする必要が出てくると、間違いなく精神的・時間的な負担が増えます。
子育てについては分からないことだらけですし、いつ泣き出したり熱を出したりするのか読めない。
それでも仕事で成果を上げることは求められ、そのためのスキルアップをしていかないといけない。
とっても大変ですよね。
働き方、家族との向き合い方、時間の使い方、いろいろなことを否応なしに考えなくてはいけません。
今までと環境が変わったのですから、これまでのやり方をただ続けるだけではうまくいきません。
また子育てに全力で向き合うのは良いのですが、それで自分が潰れてしまっては元も子もありません。
仕事と家庭生活の両立ができていない時というのは以下のいずれかの状態になっていることでしょう。
- 子育てに時間を割くようになった結果、仕事に集中できない・時間を割けない
- 仕事をこれまで通りにやった結果、子育てに満足に時間を割けない
- 仕事と子育ての両方を頑張った結果、双方の精神的または時間的負担が大きい
多少時間の使い方が変わったり精神的にも負担が増えるのは仕方のないことです。
それが許容できる範囲なのか、理想とかけ離れていないかを今一度振り返ることが重要です。
仕事と子育ての両立のための3ステップ
仕事と子育てを両立するためには大まかに以下の3ステップで解決方法を考えていきます。
- 理想のバランスを明確にする
- 自分でできる解決法を考える
- 周りのサポートが必要な解決法を考える
一つずつ見ていきましょう。
1. 理想のバランスを明確にする
まず第一のステップとしては仕事と子育ての理想のバランスを明確にすることです。
どちらか一方に労力を全振りしていては家族や自分がないがしろになってしまいます。
自分も家族も無理なく、そして充実した生活を送れるようなバランスを考えることがスタートです。
ここで注意すべき点は、子育てと仕事のバランスについて全ての人に当てはまる正解は存在せず自分にとって最適解を見つけていく必要があるということです。
仕事は最低限でよく子育てに全力を注ぎたい人、キャリアを追求したい人など人によって目指す姿が違うでしょうし、時間の使い方に対する考え方も人によって異なります。
まずは、自分がどのような状態になりたいのかを明確にすることが重要です。
仕事のための学習時間をもっと確保したいのか、子供や家族と過ごす時間を増やしたいのか、自分がどうしたいのかを明確にしましょう。
これまで仕事を自分の理想とする生活の方向性を明確にし、行動計画を立てる上での指針となります。
とはいえ私も含めですが、「仕事に注ぐ労力・時間は変えずこれまで通り・これまで以上の成果を上げていきたい」、「それと同時に子育ても積極的にやっていきたい」という人は多いのではないでしょうか。
そうすると時間の有効活用や精神的な負担軽減を考えていく必要があります。
自分で解決できるものもあれば家族など周りのサポートが必要となるやり方もあるでしょう。
2. 自分でできる解決法を考える
自分の理想を思い描いたら、まず自分で解決できる方法を考えます。
時間管理や優先順位の設定、効率的なタスク管理など、自分自身でできることから始めましょう。
ただ漫然とスマホを見ている時間を減らし子供と関わる、通勤時間でスキルアップのための勉強をするなど時間の有効活用は自分である程度コントロールできるものです。
また、仕事中に子供や家庭のことを考えすぎて仕事に集中できないという場合は、マインドフルネスやストレス管理のテクニックを取り入れることも有効です。
適度に運動を取り入れることも精神的なストレス緩和につながるためオススメです。(私も子供を連れて散歩によく行っています。)
時間の有効活用という話の中で重要だと思っているのが、子供を見ている時間はとても貴重なものだということです。
子供は気づいたらすぐに大きくなり、小さい時の状態に戻ることはありません。
私の知り合いに「時間の有効活用をしようという思いが強く子供を見ているだけの時間をもったいないと感じてしまう」という話を聞いたことがあります。
その気持ちもよく分かるのですが、自分の理想の時間の使い方と照らし合わせて子供と関わる時間を確保したいと思っているのであればその時間を大切に過ごしましょう。
話が逸れましたが、時間の使い方など自分でできる解決法から試していきましょう、というメッセージでした。
3. 周りのサポートが必要な解決法を考える
ただし自分でコントロールできることには限界があります。
子育ては自分一人でやるものではなく、周りのサポートが不可欠です。
パートナーや家族、友人など、身近な人々のサポートを活用しましょう。
我が家では私の仕事が忙しいことが多く育児の多くを専業主婦の妻に担ってもらう部分が大きいです。
ここで重要なのは一方的に任せっきりにするのではなく、お互いの負担などを話し合って関わる全員が納得した上で役割分担をしていくことです。
家族だけではなく、例えば、ベビーシッターを雇って家事や育児を手伝ってもらう、保育園で見ていてもらうなどの方法もあります。
周りの人々と協力し合い、子育てと家庭生活の両立を目指していきましょう。
私の場合
私の場合は上記の1〜3について次のように考えました。
1. 理想のバランスを明確にする
- 仕事の時間を減らすことはせず、これまで通り全力で取り組む。
- 仕事後や休日はできるだけ妻や子供と過ごす。
- ただしその分スキルアップのため勉強に充てる時間が減るのは仕方ないと割り切る。
2. 自分でできる解決法を考える
- スキルアップのための時間が減る分については可能な限りで勤務時間の隙を見て取り組む。
- オンラインの学習サイト、ツールを利用し学習の効率を上げる。
3. 周りのサポートが必要な解決法を考える
- 日中仕事をしている最中は妻に子供の面倒を見てもらう。
- 日中妻に子供を見てもらっている分は夜の寝かしつけなどはできるだけ自分でやる。
- 上記のような考えを妻に共有し、お互いに理解した上で実行する。
まとめ
仕事と子育ての両立は簡単なことではありませんが、自分でできること、周りのサポートでできることを進めていき両立を目指していきましょう。
子育てを含めた家庭生活と仕事の両方を充実した実感を持って楽しめるよう頑張っていきましょう!