こんにちは。
私は2022年に半年間の育児休暇を取得しました。
男性の育休取得(産後パパ育休)がニュース等で話題になっていた頃、流れに乗ってというわけではありませんが育休を取得しています。
この記事では育休を取得して良かったことなどをまとめています。
・男性が育休を取得して良かったと感じる理由を知りたい
・育休を取得したことでどんな良い影響があったか
・育休を取得して良かった?
実際に育児休暇の取得を考えている方の参考になれば嬉しいです!
育休を取得して良かったと感じる理由
半年間の育休取得を振り返り、取得して良かったと思う理由は大きく3点ありました。
1. 仕事以外のことに集中できる
育休中は仕事をする必要がないため、仕事のことは全く考えずに過ごすことができます。
もちろん慣れない育児や家事などやることはたくさんあり、新生児の頃は夜中でも3時間おきにミルクをあげるなど楽なことばかりではありませんでした。
しかし子育てのプレッシャーは仕事のプレッシャーのように社会的に大きな重圧ではなくあくまでも家族ごとのため、これまでずっと仕事のことばかり考えていた私にとっては良い意味でリフレッシュになりました。
※仕事よりも子育ての方が楽だと言っているわけではありません。
仕事と子育ては質の異なるものでありそもそもどちらが大変だとか比較できるものではありません。
その質の違いが良い刺激になったという意味です。
仕事への復帰が近くなると仕事への意欲も回復していき、仕事もこれまで以上に頑張ろうという前向きな姿勢で仕事に復帰することができました。
2. 家族の協力体制を構築できる
仕事から離れ育児に時間を使えるようになると、オムツ替えやミルク作り、子供のお風呂などある程度自分一人でできる育児が増えていきます。
日頃から育児をされている方からすればそのくらい当然と思われる程度かもしれませんが、この「自分一人でできる」育児があるということが家族の協力体制を構築する上で重要だと考えています。
自分である程度育児ができるからこそ、妻が体調を崩してしまった時や急用などで外出する必要がある時などに私が子供を見るという選択肢が生まれます。
妻も全て自分一人でやる必要はないということが分かるだけでも精神的に楽になっていると言います。
育休を取らなかったら育児は専業主婦の妻に任せる部分がもっと多くなり、自分ができる育児もかなり限られていたと思います。
そうすると相手がやってくれていることの大変さも分からず、妻からしても育児はまったく任せられなくなり、お互いに協力することが難しくなっていたでしょう。
育休が終了した今でも積極的に育児に参加していますし、仕事で参加できない時には育児をしてくれている妻に自然と感謝の念が生まれています。
これはきっと育児に限らず仕事や家事にも言えることで、完全に役割分担をして相手がやって当然と考えるとお互いに感謝が生まれず、お互いを支え合っていこうという協力体制を作ることが難しくなるのではないでしょうか。
3. 妻とゆっくり会話する機会を持てた
平日に仕事をしていて、しかも残業も多いとなると子育てがなくても家族で会話をする機会がどうしても限られてしまいます。
育休中は育児があるとはいえ子供が日中でも寝ている時間が多くあります。
子供が小さいと外出も少ないため必然的に大人だけでゆっくり会話をする機会を持つことができます。
出産のこと、育児のこと、仕事、家族のこと、将来の家、好きな映画やスポーツなど育休前よりも深い話ができました。
子供が生まれると家族観や育児方針など考え方、価値観が変わることがあります。
育休期間中にこういう会話をすることでお互いの考え方の理解を深めることができ、信頼関係をより深めることができました。
特に育休が終わってからの育児参加の方針など、しっかりと話し合って擦り合わせをすることで夫婦間のすれ違い、ストレスを軽減させることができています。
まとめ:男性の育休取得は家族が一丸となるチャンス
男性育休が奨励されてきているとはいえ、日本では男性の育休はまだまだ少数派です。
しかし男性が育休を取得することは男性のためにもなりますが家族のためにもなります。
男性が育休を取得した際には仕事から離れることで頭をリフレッシュしつつ、家族のために時間を使って理想の家庭を築いていくことができます。
男性育休のデメリットばかりではなくメリットも考えて積極的に取得できるような環境ができれば良いなと思います。